モルモットを飼い始めたとき、「この子にもペット保険って入れるのかな?」と気になった方は多いのではないでしょうか。
モルモットは穏やかで人懐っこい性格が魅力ですが、実はデリケートな体を持つ動物です。ビタミンC欠乏症や不正咬合、皮膚病など、意外と病気のリスクが高いのが特徴。いざ治療が必要になったとき、全額自己負担になる動物病院の費用は家計にとってかなりの負担になります。
この記事では、モルモットが加入できるペット保険の選択肢や、加入時の注意点をまとめました。

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モルモットがかかりやすい病気
モルモットは体が小さく、環境の変化にも敏感です。どんな病気にかかりやすいのかを知っておくと、保険の必要性がはっきり見えてきます。
ビタミンC欠乏症
モルモットは体内でビタミンCを合成できない珍しい哺乳類です。ビタミンCが不足すると歯茎からの出血や関節の腫れ、食欲不振などの症状が出ます。重症化すると入院が必要になるケースも。
毎日の食事でビタミンCを補えるよう、モルモット用のビタミンC配合フードやサプリメントを取り入れる飼い主も多いです。気になる症状がある場合は、まず動物病院で相談してください。
不正咬合
歯が伸び続ける齧歯類であるモルモットは、かみ合わせが悪くなる不正咬合を起こしやすい動物です。エサを食べられなくなるため、定期的に歯のカットが必要になり、通院費がかさみます。
皮膚病(真菌・ダニ)
モルモットは皮膚トラブルが多い動物です。真菌(カビ)やダニが原因で脱毛や皮膚のただれが起こります。治療には数週間の投薬が必要になることも。
尿路結石
カルシウムの代謝が独特なモルモットは、尿路結石ができやすいのが特徴です。結石が大きい場合は手術が必要になり、治療費が高額になるケースがあります。
呼吸器感染症
温度や湿度の変化に弱いモルモットは、肺炎などの呼吸器感染症を起こすことがあります。重症化すると命に関わるため、早期発見・早期治療が重要です。
モルモットの治療費は1回あたり3,000〜10,000円程度ですが、手術が必要なケースでは数万円に跳ね上がることもあります。
温度や湿度の変化に弱いモルモットには、冬場に小動物用のヒーターを用意しておくと安心です。
モルモットが加入できるペット保険
記事執筆時点で、モルモットが加入できるペット保険は非常に限られています。主な選択肢を紹介します。
SBIプリズム少額短期保険「プリズムペット」
お迎え後でも加入できるのが最大のメリットです。「うさぎ等小動物プラン」の対象動物にモルモットが含まれています。補償割合は実費の100%。満3歳未満が新規加入の年齢上限とされています。
アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」
ペットショップでお迎えするときに加入する商品です。窓口精算対応の動物病院なら、会計時にその場で保険が適用されるので手続きが簡単。ただし、お迎え後に自分で加入することはできない点に注意が必要です。
第一アイペット損保「うちの子Cute」
こちらもペットショップ限定の保険商品です。通院・入院・手術をカバーするプランが用意されています。


モルモットのペット保険選びで確認すべきポイント
新規加入の年齢制限
モルモットの寿命は5〜8年と、ハムスターよりは長めです。しかし保険の新規加入上限は満3歳未満や1歳11ヶ月までなど、商品によって異なります。お迎えしたら早めに検討するのが安心です。
補償対象の範囲
通院・入院・手術のどれが補償対象になっているかを確認しましょう。モルモットは通院治療が多い傾向にあるため、通院補償が手厚いプランを選ぶと使い勝手がいいです。
補償限度額と回数制限
年間の補償限度額や、1日あたりの限度額、年間の利用回数に制限がある場合があります。慢性疾患で通院が長引くケースを想定して、回数制限がゆるめのプランを選ぶのがおすすめです。
待機期間
加入後すぐに補償が始まるわけではなく、一定の待機期間が設けられている商品もあります。待機期間中に発症した病気は補償されない場合があるため、早めの加入が大切です。
更新時の制限
一度病気にかかると、翌年の更新で「その病気は補償対象外」と条件が付くことがあります。更新時の制限についても事前に確認しておきましょう。
モルモットに対応した保険は選択肢が非常に少ないため、「入れるかどうか」を最優先に確認しましょう。ペットショップでのお迎え時が加入のベストタイミングです。
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モルモットの治療費の目安
通院1回あたりの費用
初診料は1,500〜3,000円程度。検査や投薬を含めると、1回の通院で3,000〜8,000円程度が一般的です。
手術費用
尿路結石の摘出手術や腫瘍切除では、3〜8万円程度かかることがあります。モルモットはエキゾチックアニマルに分類されるため、対応できる動物病院が限られている点も考慮が必要です。
対応できる病院が遠方になる場合は、小動物用のキャリーケースがあると移動の負担を減らせます。
入院費用
入院1泊あたり2,000〜5,000円程度が目安です。手術後の経過観察で数日間の入院が必要になるケースもあります。


モルモットのペット保険Q&A
Q. モルモットのペット保険料はいくら?
月額の保険料は商品やプランによって異なります。犬猫の保険と比べるとリーズナブルな傾向ですが、詳細は各保険会社の公式サイトで見積もりを取るのが確実です。
Q. 保険に入っていれば予防接種も補償される?
予防医療(ワクチンや健康診断など)は基本的に補償の対象外です。あくまで「病気やケガの治療」が補償対象となります。
Q. ブリーダーからお迎えした場合でも入れる?
SBIプリズム少短の「プリズムペット」であれば、ペットショップ以外からお迎えしたモルモットでも加入可能です。
Q. 保険に入らなかった場合の備え方は?
月々3,000〜5,000円程度を「ペット医療費用の積立」として貯蓄しておくのも一つの方法です。ただし、高額な手術が必要になった場合は貯蓄では追いつかないこともあるため、保険との併用も検討する価値があります。
モルモットは寿命が5〜8年と比較的長いため、長期的な医療費への備えが大切です。若いうちに加入しておけば、シニア期の病気にもしっかり備えられます。
まとめ
モルモットに対応したペット保険は、記事執筆時点ではSBIプリズム少短「プリズムペット」、アニコム「どうぶつ健保はっぴぃ」、第一アイペット「うちの子Cute」の3社です。お迎え後に自分で加入できるのはSBIプリズム少短のみなので、ペットショップでのお迎え時に保険の案内があれば見逃さないようにしましょう。
モルモットは見た目の愛らしさとは裏腹に、ビタミンC欠乏症や尿路結石など独特の病気リスクを抱えています。動物病院の費用は全額自己負担になるため、ペット保険があると安心して治療に臨めます。
参考リンク:環境省 動物愛護管理法 / 日本獣医師会 / アニコム家庭どうぶつ白書
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