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ペット保険で甲状腺の病気は補償される?投薬費用の目安と保険の選び方

猫の保険

「うちの猫が甲状腺機能亢進症って診断されたんだけど、この薬代って一生続くの?」「ペット保険で甲状腺の治療費は補償してもらえるのかな?」そんな疑問や不安を感じている飼い主さんに向けて、この記事をお届けします。

甲状腺の病気は特にシニア猫に多い内分泌疾患で、毎日の投薬と定期的な血液検査が生涯にわたって必要になることがほとんどです。治療を中断すると症状がぶり返してしまうため、飼い主さんにとっては費用面の負担が気になるところ。

この記事では、ペット保険で甲状腺の病気がどこまで補償されるのか、投薬費用の目安や保険を選ぶときのチェックポイントを解説します。

ナビ助
ナビ助
甲状腺の病気って、特に猫の飼い主さんが直面することが多いんだ。知っておくと、いざというときに落ち着いて対応できるよ

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甲状腺の病気とは?犬と猫で異なる疾患

甲状腺はのどの付近にある小さな臓器で、体の代謝を調節するホルモンを分泌しています。犬と猫では、甲状腺に関する病気の種類が異なるのが特徴です。

猫の甲状腺機能亢進症

シニア猫に多い病気で、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される状態です。8歳以上の猫で発症リスクが高まり、10歳以上になるとさらに増加します。食欲はあるのに体重が減る、異常に活発になる、嘔吐や下痢が増えるなどの症状が見られます。

犬の甲状腺機能低下症

犬では甲状腺ホルモンの分泌が不足する「機能低下症」が多く見られます。中〜大型犬の中高齢で多く、体重増加、毛が抜ける、元気がなくなる、寒がるなどの症状が特徴です。

治療は基本的に生涯にわたる

いずれの場合も、毎日の内服薬による投薬治療が基本で、定期的な血液検査でホルモン値を確認しながら薬の量を調整します。治療をやめると症状が再発するため、基本的には生涯にわたって投薬を続ける必要があります。

甲状腺疾患を放置するとどうなる?

猫の甲状腺機能亢進症を放置すると、心臓に大きな負担がかかって心不全を引き起こしたり、高血圧から腎臓にダメージが蓄積したりする危険があります。犬の甲状腺機能低下症では、代謝が落ちることで肥満や高脂血症が進み、二次的な健康問題を招く可能性があります。早期発見・早期治療が健康寿命を延ばすカギです。

ポイント

甲状腺の病気は「投薬で症状をコントロールする」治療。完治させるものではなく、長期間の通院と投薬が前提の病気です。

甲状腺の病気では、体重の増減が変化に気づくきっかけになることがあります。日頃から体重を記録しておくなら、ペット用の体重計があると便利です。

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甲状腺の病気にかかる治療費の目安

甲状腺疾患の治療費は、投薬と定期検査が中心です。一般的な費用の目安を見ていきましょう。

投薬費用(月額)

猫の甲状腺機能亢進症で使用される抗甲状腺薬(チアマゾールなど)は、月額5,000円〜1万円程度が目安です。犬の甲状腺機能低下症で使用される甲状腺ホルモン補充薬も、月額3,000円〜8,000円程度かかります。

定期検査(血液検査)

投薬開始後は1〜2週間ごと、安定後は1〜3か月ごとに血液検査を行います。1回の検査費用は5,000円〜1万5,000円程度です。

年間のトータル費用

投薬と検査を合わせると、年間で10万円〜20万円程度の費用がかかるのが一般的です。検査の頻度や薬の種類によってはさらに高額になることもあります。

毎日の投薬を続けるために、薬を包んで与えられる投薬補助のおやつを使う飼い主も多いです。使ってよいかどうかは、かかりつけの獣医師に確認してください。

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手術を行うケース

猫の甲状腺機能亢進症では、まれに甲状腺の外科的切除が行われることがあります。手術費用は5万円〜15万円程度が目安ですが、術前の検査費用や入院費も加わります。

ナビ助
ナビ助
月の薬代だけで5,000円〜1万円、血液検査を入れるともっとかかる。これが何年も続くから、保険があるかないかで全然違うよ

ペット保険で甲状腺の治療は補償される?

加入後に発症した甲状腺疾患であれば、多くのペット保険で通院・入院・手術の補償を受けられます。投薬のための通院や定期的な血液検査も、治療行為の一環として補償の対象になるのが一般的です。

補償されないケース

以下のケースでは、甲状腺の治療でも補償の対象外になることがあります。

加入前に発症していた場合:すでに甲状腺の病気と診断されている状態で保険に加入した場合、その治療は補償の対象外です。

待機期間中の発症:保険加入後の待機期間中に発症した場合も、補償されません。

療法食(処方フード):甲状腺機能亢進症用のヨウ素制限食などは、多くの保険で補償の対象外です。

慢性疾患として翌年度も補償される?

甲状腺疾患は生涯にわたる治療が必要な慢性疾患です。更新時に甲状腺疾患が補償対象外にされないかどうか、約款の更新条件を確認しておくことが非常に重要です。

注意

シニア期に入ってから加入しようとすると、保険料が高くなったり加入条件が厳しくなったりします。甲状腺疾患のリスクが上がる前に加入しておくのが得策です。

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甲状腺の病気に備えるペット保険の選び方

1. 通院補償が含まれているか

甲状腺疾患の治療は通院が中心です。「手術・入院のみ」のプランでは投薬費や検査費がカバーされないため、通院補償付きのプランを選びましょう。

2. 通院回数の上限は十分か

投薬開始直後は月2〜4回の通院が必要になることも。安定しても月1回程度は通院します。年間15回〜25回程度を想定して、通院回数に制限がないか、十分な枠のあるプランがおすすめです。

3. 慢性疾患の継続補償があるか

翌年度以降も甲状腺疾患の治療が補償され続けるかどうかは、保険選びの最重要ポイントです。約款で「保険期間中に発症した病気は更新後も継続して補償する」と明記されている保険を選びましょう。

4. 免責金額がないか

投薬のみの通院は1回あたり3,000円〜5,000円程度で済むこともあります。免責金額が設定されていると保険金が出にくいため、免責金額なしのプランが使いやすいです。

5. 年間限度額のバランス

年間10万円〜20万円程度の通院費用を想定すると、年間限度額が50万円以上あれば、通院以外の入院や手術にも対応できます。

ナビ助
ナビ助
甲状腺の治療は地味にずっとお金がかかるから、「継続補償」があるかないかが運命の分かれ道だよ

よくある質問(Q&A)

Q. 甲状腺の薬を処方してもらうだけの通院でも保険は使える?

獣医師の診察を受けて処方される投薬であれば、通院補償の対象になるのが一般的です。薬を受け取るだけでも「診療行為」とみなされます。

Q. 甲状腺用の療法食は補償される?

ヨウ素を制限した療法食(ヒルズy/dなど)は、多くのペット保険で補償対象外です。食事代は自己負担になるケースがほとんどです。

Q. 甲状腺の手術をした場合、通院と手術の両方で補償を受けられる?

通院・入院・手術を含むフルカバー型のプランに加入していれば、手術費用と術後の通院費用の両方で補償を受けられます。

Q. 犬の甲状腺機能低下症でもペット保険は使える?

加入後に発症したものであれば、犬の甲状腺機能低下症も補償の対象です。投薬と定期検査の費用が中心になりますが、通院補償でカバーできます。

Q. 甲状腺機能亢進症になりやすい猫の特徴は?

年齢的には8歳以上のシニア猫で発症リスクが高まるとされています。特定の猫種に限らず、どの猫にも起こりうる病気なので、シニア期を迎えたらまず定期的な血液検査を受けておくのがおすすめです。もし保険に入っていないなら、症状が出る前の加入が理想です。

Q. 甲状腺の病気を早く見つけるにはどうしたらいい?

甲状腺疾患は初期には気づきにくいことが多いです。猫の場合、「食欲旺盛なのにやせてきた」「なんだか落ち着きがない」「水をたくさん飲むようになった」といった変化が見られたら、一度動物病院で血液検査を受けましょう。甲状腺ホルモン値(T4値)の測定で比較的簡単に診断できます。

飲む水の量の変化に気づけるよう、給水器の水の減り方を日頃から見ておくのもひとつの方法です。

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Q. 薬の副作用が出たときの治療費も補償される?

抗甲状腺薬(チアマゾール)の副作用として、嘔吐や食欲低下、まれに肝障害などが起こることがあります。副作用による新たな治療が必要になった場合も、治療行為であれば保険の補償対象になるのが一般的です。薬の変更や追加の検査費用もカバーされるケースが多いです。

まとめ:甲状腺の病気は生涯治療。保険は若いうちから備えておこう

ペット保険で甲状腺の病気は基本的に補償対象ですが、加入前に発症していると補償されないため、ペットが元気なうちに保険に入っておくことが最善の備えです。

投薬と定期検査が生涯にわたって続く病気だからこそ、通院補償の回数上限、年間限度額、慢性疾患の継続補償という3つのポイントをしっかり確認して保険を選んでください。甲状腺の病気は適切に治療を続ければ、ペットの生活の質を保ちながら長く一緒に過ごすことができます。治療費の心配をできるだけ減らして、愛猫・愛犬との時間を楽しんでもらえたらうれしいです。

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参考:ペット保険STATION「猫の甲状腺機能亢進症とペット保険」|価格.com「猫の甲状腺機能亢進症の症状・原因と治療法」|ピクシー「猫の甲状腺機能亢進症とは?」

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