犬も猫も高齢になると、若い頃にはなかった介護が必要になってくる。足腰が弱って自力で歩けなくなったり、排泄の失敗が増えたり、食事のサポートが必要になったり。
「介護にどれくらいお金がかかるんだろう?」と不安を感じる飼い主さんも少なくない。この記事では、ペットの介護にかかる費用の目安と、シニア期に揃えておきたい介護用品について詳しく解説していく。

🐾 ナビ助おすすめ|予防は食事から
保険+食事管理で愛犬の健康を二重に守る

- ✅ ヒューマングレードの原材料
- ✅ グレインフリーで消化器にやさしい
- ✅ プロバイオティクスで免疫サポート
- ✅ アレルギー対応の単一タンパク質
※ベルギー産プレミアムドッグフード
⭐おすすめ記事
ペット保険Labへようこそ!保険だけでなく、食事で愛犬の健康を守る方法もまとめました。

ペットの介護費用の全体像
ペットの介護にかかる費用は、介護の程度や期間によって大きく異なる。ざっくりした目安を紹介しよう。
月々の介護費用の目安
介護が必要になると、月3〜5万円程度の追加費用がかかることが多い。内訳は以下のとおり。
| 費用項目 | 月額の目安 |
|---|---|
| 介護用おむつ・ペットシーツ | 3,000〜8,000円 |
| 療法食・サプリメント | 5,000〜15,000円 |
| 動物病院の通院費 | 5,000〜30,000円 |
| 介護用品の買い替え | 2,000〜5,000円 |
| 合計 | 15,000〜58,000円 |
寝たきりになった場合はさらに費用が増える傾向がある。介護の度合いが重くなるほど、通院回数や消耗品の使用量も増えていく。
介護期間の目安
犬の場合、大型犬は7〜8歳頃から、小型犬は10歳頃からシニア期に入る。猫は7歳頃からシニア期と言われている。介護が本格的に必要になるのは、犬で12〜15歳、猫で15〜18歳が多い。
介護期間は数か月〜数年と個体差が大きい。長期戦を覚悟して、資金面の備えをしておくことが大切だ。
シニア期に揃えたい介護用品と費用
介護が必要になったら、まず揃えたい用品をカテゴリ別に紹介する。
排泄ケア用品
- 介護用おむつ(犬用):1枚あたり30〜60円程度。1日3〜5枚使うと月3,000〜9,000円。
- おむつカバー(洗って繰り返し使えるタイプ):1,500〜3,000円
- ペットシーツ(大判):1枚20〜50円程度
- 防水マット:2,000〜5,000円
寝床・ベッド関連
- 低反発マットレス:3,000〜10,000円。床ずれ防止に役立つ。
- 防水カバー付きベッド:4,000〜8,000円
- ペット用ヒーターマット:2,000〜5,000円。体温調節が難しくなるシニア期に重宝する。
移動・歩行サポート
- 後ろ足サポートハーネス:2,000〜5,000円
- 全身サポートハーネス:4,000〜10,000円
- ペットカート(バギー):10,000〜60,000円。散歩に連れ出してあげたい場合に。
- スロープ・ステップ:3,000〜8,000円。段差の昇り降りが難しくなったときに。


食事サポート
- 介護用食器(高さ調整付き):1,500〜4,000円
- シリンジ・給餌用スポイト:300〜1,000円
- 流動食・ペースト状フード:1缶300〜600円程度
お手入れ用品
- ウェットティッシュ(ペット用):300〜800円
- ドライシャンプー:800〜2,000円。入浴が難しくなったときに。
- 口腔ケア用品:500〜2,000円
介護用品を選ぶときのポイント
サイズ選びは慎重に
おむつやハーネスはサイズが合わないと、漏れや食い込みの原因になる。特におむつは試着してから購入するのがベストだ。体重だけでなく、ウエストや足まわりの採寸もしておこう。
消耗品のコストを事前に計算する
おむつやペットシーツは毎日使う消耗品なので、1日あたりの使用量と月間コストを事前に計算しておくと安心だ。まとめ買いやネット通販での購入で割安になることも多い。
レンタルも検討する
ペットカートや車いすなど高額な介護用品は、レンタルサービスを利用する方法もある。使用期間が短い場合は購入よりレンタルの方がコスパが良いことも。
介護用品専門のレンタルサービスでは、低反発マットや歩行補助具など多様なアイテムを取り扱っている。必要な期間だけ借りられるので無駄がない。
介護費用の備え方
ペット保険で医療費をカバーする
介護期の通院費用は、ペット保険で補償される部分が大きい。介護が必要になる前に保険に加入しておくことが重要で、シニアになってからでは加入できない保険もあるので注意しよう。
シニアペットの保険選びについては以下の記事で詳しく解説している。






ペット用の積み立てをする
月々5,000〜10,000円程度を介護費用として積み立てておくと、いざというときに慌てなくて済む。若いうちから始めておくのが理想的だ。
自治体の補助制度を確認する
一部の自治体では、ペットの不妊手術補助やマイクロチップ装着補助を行っている。介護費用の直接的な補助は少ないが、予防医療の費用軽減につながるものがあるので確認しておこう。


介護の負担を軽減するサービス
老犬・老猫ホーム
飼い主が高齢で自分自身の入院が必要になった場合など、どうしても自宅で介護できない状況では、老犬・老猫ホームの利用も選択肢になる。年間40〜50万円程度の費用がかかることが多い。
ペットの訪問介護サービス
自宅にヘルパーが来てくれる訪問介護サービスも増えている。投薬補助や排泄ケア、リハビリなどを専門スタッフに任せられるので、飼い主の負担軽減につながる。
動物病院の介護相談
かかりつけの動物病院に介護の悩みを相談するのも大切だ。適切な介護方法のアドバイスや、介護用品の選び方について専門的な助言をもらえる。
⭐おすすめ記事
病気にさせない体づくりは、毎日のごはんから。保険と食事の両方で備える方法を紹介しています。



介護を始める前に知っておきたいこと
介護に対する心構え
ペットの介護は、飼い主にとって精神的にも体力的にも負担が大きい。特に寝たきりになると、数時間おきの体位変換やおむつ交換が必要になることもある。一人で全てを背負おうとせず、家族や動物病院のスタッフ、訪問介護サービスなど周囲のサポートを積極的に活用することが長続きの秘訣だ。
介護記録をつけよう
食事の量、排泄の回数と状態、体重の変化、投薬の記録などをノートやアプリに記録しておくと、動物病院での診察時に役立つ。体調の変化にも早く気づけるようになる。
介護の進め方や日々のケアの工夫は、飼い主向けの介護の本にまとめられているものもあります。
在宅介護と施設介護の判断
自宅で介護するのが難しい場合は、老犬・老猫ホームや動物病院での長期入院という選択肢もある。「自宅で看てあげられない=愛情がない」ということでは決してない。飼い主が健康でいることがペットの幸せにもつながるという視点も大切にしよう。


シニア期に増えやすい病気と費用
介護が必要になる背景には、加齢に伴う病気が隠れていることが多い。代表的な病気と治療費の目安を把握しておこう。
犬に多い病気
- 関節炎・ヘルニア:通院治療で月5,000〜15,000円程度。手術になると20〜60万円。
- 心臓病(僧帽弁閉鎖不全症):投薬治療で月5,000〜20,000円。
- 認知症:夜鳴きや徘徊への対応が必要。投薬と環境整備で月5,000〜10,000円程度。
猫に多い病気
- 慢性腎臓病:皮下点滴と通院で月10,000〜30,000円程度。猫のシニア期の代表的な疾患。
- 甲状腺機能亢進症:投薬治療で月5,000〜10,000円程度。
- 糖尿病:インスリン注射が必要な場合、月10,000〜30,000円程度。
これらの治療費が介護用品の費用に上乗せされるため、シニア期のペットの医療費は想像以上に膨らみやすい。ペット保険で通院費をカバーできると、家計への影響を大きく抑えられる。
よくある質問(Q&A)
Q. 介護費用を節約する方法はある?
犬用のおむつを人間用のおむつで代用する方法がある。しっぽ穴を開けるだけで簡単に作れて、1枚あたり25〜165円ほど節約できることもある。ただし、サイズ合わせは慎重に行おう。ネット通販でのまとめ買いや、リサイクルショップでのペットカート購入も費用削減に有効だ。
Q. 介護はいつ頃から始まる?
犬は大型犬で7〜8歳、小型犬で10歳頃からシニア期に入る。猫は7歳頃から。本格的な介護が必要になる時期は個体差が大きいが、足腰の衰えや排泄の失敗が増えてきたらサインだと考えよう。早めの準備が後から効いてくる。
Q. 介護中でもペット保険は使える?
介護期間中の通院や治療は、加入中のペット保険の補償対象になることが多い。ただし、介護用品やおむつなどの購入費用は補償対象外だ。保険があると通院のハードルが下がるので、「ちょっと気になる」程度の症状でも気軽に受診できるメリットがある。
Q. 介護休暇は取れる?
残念ながら、ペットの介護のための法的な休暇制度は現在のところない。ただし、企業によってはペットに関する特別休暇を設けているところもある。テレワークの活用や、訪問介護サービスの利用で、仕事と介護を両立させている飼い主さんも増えている。
介護用品を買えるお店・サービス
介護用品はペットショップだけでなく、さまざまな場所で入手できる。用途に合わせて使い分けよう。
ペット用品専門通販サイト
ペピイやペテモオンラインストアなどのペット用品専門通販サイトは、介護用品のラインナップが充実している。実店舗では見つかりにくいニッチな介護グッズも揃えやすい。
Amazon・楽天市場
まとめ買いや価格比較がしやすいのが大型ECモールの強み。定期便を使えば消耗品の買い忘れも防げる。レビューで実際の使用感を確認してから購入できるのもメリットだ。
動物病院での購入
療法食やサプリメント、医療系の介護用品は動物病院で購入するのが安心だ。獣医師のアドバイスを受けながら、愛犬・愛猫に合った商品を選べるのが最大のメリットだ。
まとめ
ペットの介護費用は月3〜5万円が目安で、介護用品・通院費・療法食が主な出費項目になる。介護期間は個体差が大きく数か月〜数年に及ぶこともあるため、早めの資金準備が大切だ。
ペット保険でシニア期の通院費をカバーしつつ、月々の積み立てで介護用品の費用に備えるのがベストな備え方だと言える。介護は飼い主にとっても負担が大きいが、周囲のサポートを活用しながら、無理のない範囲で愛犬・愛猫のシニアライフを支えていこう。
参考リンク:老犬ケア 介護のノウハウ / 環境省 動物愛護管理室 / ワンペディア ペットの支出に関する調査
📦 この記事で紹介した商品
⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。愛犬の健康管理に興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。



🐾 ナビ助おすすめ|予防は食事から
保険+食事管理で愛犬の健康を二重に守る

- ✅ ヒューマングレードの原材料
- ✅ グレインフリーで消化器にやさしい
- ✅ プロバイオティクスで免疫サポート
- ✅ アレルギー対応の単一タンパク質
※ベルギー産プレミアムドッグフード


