「うちの子はもう10歳だけど、今からペット保険に入れるの?」という疑問をお持ちの飼い主さんは非常に多いです。シニア期に入るとペットの病気のリスクは格段に上がりますが、それに反して加入できる保険の選択肢は限られていくという現実がございます。
多くの保険会社では新規加入に年齢制限を設けており、一般的には7歳から8歳が上限です。10歳を超えると選択肢は大幅に減少しますが、それでもゼロではありません。
この記事では、高齢ペットでも加入可能な保険サービスや、シニア期の保険選びで注意すべきポイントについて詳しくご紹介いたします。愛犬・愛猫のシニア期の医療費に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
高齢ペットの保険加入が難しい理由
保険会社にとって高齢ペットは「保険金支払いのリスクが高い」対象です。そのため、多くの保険会社が新規加入に年齢制限を設けているのが実情となっています。
一般的には7歳から8歳が新規加入の上限であり、10歳を超えると選択肢は極めて限られます。だからこそ、若いうちに加入しておくことが重要なのですが、すでにシニア期を迎えているペットの飼い主さんにとっては「今からでもできること」を知ることが大切です。

高齢ペットでも加入できる保険
シニアペットでも新規加入が可能な代表的なサービスをご紹介いたします。
アイペット損保
12歳11か月まで新規加入が可能です。窓口精算にも対応しており、高齢ペットの保険としてはかなり使い勝手の良いサービスとなっています。補償内容も手厚く、シニア期の医療ニーズに応えてくれます。
SBIいきいき少短
11歳11か月まで新規加入が可能です。保険料が比較的安いのが大きな魅力で、WEB割引の適用もあります。シンプルな補償内容で、必要十分なカバーが得られます。
FPC
9歳未満まで新規加入が可能です。値上がりが緩やかなため、長期加入に向いているサービスです。8歳までに加入しておけば、その後もシニア期を通じて継続利用できます。
アイペット損保:12歳11か月まで加入可能・窓口精算対応・補償手厚い
SBIいきいき少短:11歳11か月まで加入可能・保険料安め・WEB割引あり
FPC:9歳未満まで加入可能・値上がり緩やか・長期加入向き
高齢ペットの保険で注意すべき点
保険料が高い
10歳の犬の場合、月額5,000円から8,000円になることも珍しくありません。年間では6万円から10万円の出費となります。この金額を許容できるかどうか、家計と相談して判断しましょう。
既往症は補償対象外
すでに抱えている病気は加入時に告知が必要であり、その疾患に関する治療費は補償されないのが一般的です。「腎臓病の治療費を保険で賄いたい」という目的での加入は難しいとお考えください。
更新時の条件変更
加入後に新たな病気を発症した場合、翌年の更新時に保険料が引き上げられたり、その疾患が補償対象外になったりするケースがございます。更新条件は事前にしっかり確認しておくことが重要です。
告知義務に違反して既往症を隠して加入した場合、保険金の支払いが拒否されるだけでなく、契約そのものが解除される可能性があります。告知は正直かつ正確に行いましょう。

今からでもできること
高齢ペットの場合、ペット保険と貯金の併用が最もおすすめの備え方です。保険でカバーできない部分は貯金で補うという二段構えが安心です。
例えば、月額5,000円の保険料に加えて月5,000円の貯金を行えば、年間で12万円の備えができます。保険で高額な手術や入院費をカバーしつつ、貯金で保険の自己負担分や予防医療費を賄うという方法です。
また、まだ加入可能な年齢であれば、1日でも早く加入の検討を始めることをおすすめいたします。加入を先延ばしにすればするほど、選択肢は狭まり、保険料は高くなってまいります。
金融庁の公式サイトでは保険に関する基本情報が公開されています。環境省の動物愛護管理ページではシニアペットのケアに関する情報も提供されていますので、併せてご確認ください。

まとめ:シニアペットでも選択肢はある
高齢ペットの保険加入は選択肢が限られますが、決してゼロではございません。アイペットやSBIいきいき少短であれば、10歳以上のペットでも新規加入が可能です。
保険料は若い時期に比べて割高になりますが、高齢期こそ医療費が急増する時期です。まずは資料を請求して、ご自身のペットが加入可能かどうかを確認してみてください。
よくある質問
15歳の犬でも入れる保険はありますか?
残念ながら、15歳で新規加入できるペット保険は現在のところ非常に限られています。ほとんどのサービスでは12歳から13歳が新規加入の上限となっています。この場合は、貯金による備えを中心に検討されることをおすすめいたします。
高齢ペットの保険で元は取れますか?
シニア期は病気の発症リスクが高いため、若い時期に比べて保険を利用する機会は多い傾向にございます。慢性疾患の通院や手術が発生すれば、保険料を上回る補償を受けられるケースも十分にあり得ます。
既に通院中の病気がある場合、保険に入る意味はありますか?
既往症は補償対象外となりますが、今後新たに発症する可能性のある病気やケガに対しては補償を受けることができます。シニア期は複数の疾患を同時に抱えることも多いため、既往症以外のリスクへの備えとして加入する価値はございます。
加入後に年齢制限を超えても継続できますか?
多くのサービスでは、新規加入時の年齢制限と継続の年齢制限は異なります。一度加入すれば終身で継続できるサービスがほとんどです。ただし、更新時の条件変更(保険料の引き上げや補償内容の変更)が行われる場合がございますので、事前にご確認ください。


